家政の学び

スクールポリシー

グラデュエーション・ポリシー
~育成を目指す資質・能力に関する方針~

自己実現のために必要な資質・能力を育成します。

①愛情…多様な価値観を持つ人々と協働する力
②勤勉…よりよく考え、行動する力
③聡明…課題解決に取り組む力

カリキュラム・ポリシー
~教育課程の編成及び実施に関する方針~

幅広い教養と高度な語学力を身につけ、世界に通用する輝きある女性を育成します。

①国際化・情報化に対応する資質・能力の育成
②創造性に富む個性の育成
③豊かな人間性と探究心をもって学び続ける態度の育成

アドミッション・ポリシー
~入学者の受け入れに関する方針~

基礎学力を備え、児童会や生徒会などの活動に主体的に関わり、
友情を大切にする児童・生徒の入学を期待します。

①建学の精神「自主自律」を身につける意思が明確である生徒
②本校の教育方針に従い、進路実現に向けての努力を惜しまない生徒
③さまざまな活動に主体的に関わり個性を発揮しようとする生徒

 

探究学習

興味があることをテーマに、自ら行動して答えを導きます

学びのPOINT

教科をつなぎ、教科を超えて学び続ける

「探究」とはなんだろう、その疑問が大切です。常に沸き起こる疑問を言葉にしてください。問いを立て、物事の真理を自分の力で確かめましょう。中間発表では、探究した内容に対して多くの質問を受けます。さらに探究を深めて、3学期には成果を自分の言葉で発表します。

  • 問いを
    立てる
    疑問を言葉にして価値ある問いを立てる
  • フィールド
    ワーク
    世界の科学・文化の最先端を見聞する
  • ポスター
    セッション
    論理性と表現力で研究の課程を発表

取り組み内容

情報収集力・情報分析力を身につける

学習の第一歩として、図書館や情報機器を利用して周辺知識を集めます。それらを整理する中で、自分の興味のある研究テーマを見つけ、情報収集力や情報分析力を身につけていきます。

問いを立て探究する力を養う

日本や世界の社会や自然についての課題から問いを立て、探究活動を始めます。取り組みの中で、情報分析力や批判的思考力を養います。世界につながる私たちの今を問い続けることは、未来につながる価値ある時間です。

フィールドワーク

探究を進める情報は簡単に入手できます。しかし、その情報の真偽を確かめ、客観的に分析するということは探究の要です。家政の探究学習では、フィールドワークを通して得た情報や知識をもとに考察を深めることを大切にしています。

ポスターセッション

探究の成果を発表する場として、ポスターセッションをおこないます。発表を通してプレゼン力をつけるだけでなく、多くの人と情報を共有し、他の発表に触れることで、新たな出会いと刺激が生まれます。ともに学ぶ探究の姿です。

Student’s Message

  • 環境の視点からミツバチについて探究

    環境によい影響を与えるミツバチが減少していることを知り、「ミツバチの減少を抑える対策を考える」をテーマに探究学習に取り組みました。ポスターセッションは緊張しましたが、「伝えたいことを簡潔に」を念頭に、相手の目を見て話すことができたと思います。今後はサンゴや海、SDGsなどをテーマとした探究にも取り組みたいです。

アクティブ・ラーニング

Active Learning

学びのPOINT

協働学習により3つの力を育成します

すべての教科で実施されています。問題について生徒同士が話し合い、協力して考えることで課題の解決に近づき、深い学びで思考力や問題解決力が養われます。大学入試に向けた取り組みもこれまで以上に強化していきます。中高6年間で知識・技能や思考力、判断力、表現力といった今後求められる資質・能力をバランスよく豊かに育成します。

  • 主体的に学ぶ力

  • チームで難しい課題に取り組み解決する力

  • さまざまな角度から物事を見る力

取り組み内容

対話する授業

生徒同士が対話し、協力しながら課題に取り組む「協働学習」。他の人の意見に耳を傾け、一緒に学び合う過程を通じて視野を広げ、自分自身の考えを伝えることで理解が深まります。

ICTの活用

CALL教室やラーニング・コモンズの活用だけでなく、生徒1人に1台iPadを貸与し、先生と生徒との双方向型授業が進んでいます。Classiを利用したe-ポートフォリオ作成やロイロノートを活用したアクティブ・ラーニングも進化中です。

自分の言葉で表現する 

iPad(Keynote)を用いたプレゼンテーションなどをおこなっています。校外活動の調べ学習やスピーチ大会の発表でも、パワーポイントを用いて発表をおこないます。スピーチの効果的な見せ方、英語によるプレゼンの手順などを、実践的に学んでいきます。

生成AIを活用した授業

AIを活用できる人に。生成AI(チャットGPT4)を授業に取り入れています。道徳では生徒の考えに対して、総合探究では問いを立てるとき、また、英作文の添削など、学びを深める手段として、今後も多角的に活用します。 

Student’s Message

  • 発表スキルが向上しました

    家政では、探究教育の一貫として発表を行う機会が多いです。入学当初は人前に立つことが苦手で、発表でも緊張していました。しかし発表の回数を重ねるうちに徐々に慣れ、今では人前でも落ち着いて話せるようになりました。と同時に発表スキルの向上も実感しています。これからチャレンジしたいのは短期留学プログラムへの参加です。

英語教育[英語のKASEI]

充実したプログラムと環境で、確かな英語力を身につけます

学びのPOINT

グローバル教育の推進

  • POINT

    ネイティブ教員による指導(異なる文化的背景を持つ5人のネイティブスピーカーとの学習)

  • POINT

    4技能の育成と実用英語技能検定(英検)(資格・検定受験対策)

  • POINT

    英語漬けプログラムの充実

  • POINT

    英語実践の場を豊富に設定

取り組み内容

Extensive Reading(多読)

多読とは大量の英文を読むことで、リズムや言回しに慣れることができ、意味を捉えるセンスが身につきます。本校は多読用教材を豊富に備えています。

English Camp

ネイティブスピーカーの講師たちと2泊3日、英語のみの生活を共にします。
講師との交流を通じて、世界への視野を広げ、英語で自分の考えを発信する力と他者の意見に傾聴する態度を養います。

ON-LINE英会話

年間チケットを購入することで、フィリピンの先生方とのマンツーマン・ON-LINE 授業が受けられます。一人ひとりの英語力や目的に合ったプログラムを選択することができます。

English Roomの活用

生徒はあらかじめ予約を取り、English Roomでネイティブの先生方から、個別に英会話の個人レッスンを受けることができます。また英文多読にチャレンジすることもできます。

Student’s Message

  • ネイティブの先生と関わる機会が豊富です

    家政には英語専用教室があり、ネイティブの先生たちとたくさん関わることができます。また英語の授業が多く、チームティーチングや探究、ゲームを取り入れた学習など、いろいろな学び方ができるので楽しいです。未知の世界にふれ、新しいことを知ってみたいので、インターナショナルプログラムにも参加したいと考えています。

高大連携教育

同じキャンパスだからこそ、実現できる「つながり」です

学びのPOINT

大学附属・同キャンパスの魅力

文部科学省は「一人一人の能力を伸ばすための連携の在り方について」の中で、高校生が大学進学における目的意識と意欲を持ち、大学進学を見据えた学習がおこなえるようにと「高大連携」を奨めています。家政は、同じキャンパスに息づくさまざまなリソースが活用できる、恵まれた環境です。

  • 大学施設の活用

  • 高校での出張授業

  • 交流機会の充実

取り組み内容

学科別説明会・模擬授業参加

オープンキャンパスへの参加だけでは得られない、より具体的な学科ごとの専門性を知ることができます。1・2年生の段階で参加する機会を多く持てることは、自身の適性を踏まえた進路実現につながります。

高校での出張授業

教科指導や学年の取り組みの中で、大学の先生の授業を受けることができます。同じキャンパスの中に校舎があるからこその利点です。実際に参加することで大学の学びを実感し、ミスマッチのないようにします。

総合探究での関わり

問いを立て探究活動を進める中で、専門性の高い大学のリソースは、その分析の手助けとなります。
14万冊の蔵書を誇る板橋キャンパスの大学図書館が活用できるのも大きな魅力です。

Uni Cafe

家政大の学生との座談会。学生目線での大学生活について本音を聞くことができる機会です。学科の学びへの理解を深め、進路選択に役立てることができます。

Student’s Message

  • 大学を肌で感じられる貴重な機会

    東京家政大学心理カウンセリング学科の模擬授業に参加しました。講義を聞いたり、グループワークを行う中で、高校とは違う大学の授業の雰囲気や先生と学生の関係性などを肌で感じることができました。自分の興味のある学問について専門的なお話をお聞きしたこの貴重な経験を、進路選択や受験対策に活かしていきたいです。

探究学習

興味があることをテーマに、自ら行動して答えを導きます

学びのPOINT

教科をつなぎ、教科を越えて学び続ける

「探究」とはなんだろう、その疑問はとても大切です。日ごろから、身の回りのことや日本・国際社会に関心を持ち、常に沸き起こる疑問を言葉に換え、問いにしてください。その問いを探究し、物事の真理を自分の力で確かめ、中間発表で受けた質問を土台にさらに探究を深めて、3学期には自分の考えやアイデア、さらなる問題提起を発表します。それは次への起点になります。

  • 問いを
    立てる
    疑問を言葉にして価値ある問いを立てる
  • フィールド
    ワーク
    世界の科学・文化の最先端を見聞する
  • 発表
    論理性と表現力で研究の課程を発表

取り組み内容

情報収集力・情報分析力を身につける

探究学習の第一歩として、図書館や情報機器を利用して周辺知識を集めます。それらを整理する中で、自分の興味のある研究テーマを見つけ、情報収集力や情報分析力を身につけていきます。

問いを立て探究する力を養う

日本や世界の社会や自然についての課題から問いを立て、探究活動を始めます。課題設定・解決の取り組みの中で、情報分析力や批判的思考力を養います。世界につながる私たちの今を問い続けることは、未来につながる価値ある時間です。

フィールドワーク

探究を進める情報は簡単に入手できます。しかし、その情報の真偽を確かめ、客観的に分析するということは探究の要です。家政の探究学習では、フィールドワークを通して得た情報や知識をもとに考察を深めることを大切にしています。

成果の発表

探究の成果を発表する場を設定します。発表を通してプレゼン力をつけるだけでなく、多くの人と情報を共有し、他の発表に触れることで、新たな発見と刺激が生まれます。それがともに学ぶ探究の姿です。

Student’s Message

  • 大好きな音楽が持つ力を探究

    私が選んだ探究テーマは「音楽が人にもたらす影響」です。探究を進めていくうちに、音楽には“身体的” “社会的” “間接的”という、大きく3つの影響があること、そして音楽は思い出とともに記憶に残りやすいことがわかりました。探究学習を通してたくさんの音楽にふれ、大好きな音楽が持つ力を確認することができ、とてもよかったです。

英語教育

充実したプログラムと環境で、確かな英語力を身につけます

学びのPOINT

グローバル教育の推進

  • POINT

    English Camp
    ネイティブスピーカーの講師たちと2泊3日、英語のみの生活を共にします。 講師との交流を通じて、世界への視野を広げ、英語で自分の考えを発信する力と他者の意見に傾聴する態度を養います。

  • POINT

    4技能の育成と大学入学共通テストへの対応を強化(資格・検定受検対策)
    資格・検定受験対策

取り組み内容

ON-LINE 英会話

年間チケットを購入することで、フィリピンの先生方とのマンツーマン・ONLINE 授業が受けられます。一人ひとりの英語力や目的に合ったプログラムを、選択することができます。

English Roomの活用

生徒はあらかじめ予約を取り、English Roomでネイティブの先生方から、個別に英会話の個人レッスンを受けることができます。また英文多読にチャレンジすることもできます。

イマージョン

イマージョン教育とは、他の教科を英語で学ぶ授業のことです。
必然的に英語を間き取る力が発達し、英語で表現する力も育ちます。

Student’s Message

  • 効果的かつ魅力的な英語プログラム

    ネイティブの先生による授業はとてもおもしろく魅力的です。文法や語法の学習とは別に、英語のみでコミュケーションを取る力を育むことができます。また外国人と会話するオンライン英会話も大変効果的だと思います。ニュージーランド夏期語学研修で出会った人々や文化、伝統はとても興味深く、現地での授業を通して自信もつきました。

INTERNATIONAL
PROGRAM

海外プログラム

世界のコミュニケーションツールとして英語の重要性はますます高まってきました。
家政の教育を通して身につけた英語力を海外でさらに高めます。

ニュージーランド夏期語学研修

対象 高校1年生・2年生
行き先 ニュージーランド パーマストンノース
日程 夏休み中の3週間

東京家政大学とも親交があり、ニュージーランド内に複数キャンパスを持つマッセイ大学での語学研修です。 ホームステイを体験しながら、東京家政の生徒のために用意された英語の授業を受け、多文化社会への理解を深めます。

オーストラリア・ニュージーランドターム留学

対象 高校1年生・2年生
行き先 オーストラリア・ニュージーランド
日程 7月~9月の10週間

オーストラリアもしくはニュージーランドの現地高校に1学期間留学するプログラムです。 ホームステイをしながら、現地の生徒や留学生と机を並べて様々な科目の授業を受け、異文化への更なる理解を深めます。

カナダ長期留学プログラム

対象 高校2年生
行き先 カナダ バンクーバーアイランド
日程 4月~1月の10ヶ月間

ホームステイをしながら現地校の授業を受け、国際感覚を養う高校留学プログラムです。英語力だけでなく、現地で長期に渡り授業を受けることで、より広い視野を身につけます。

海外大学進学協定校推薦制度(UPAS)


アメリカを中心とする欧米の約100校の提携校に高校3年間の成績で出願できる制度に加盟しています。返済不要の奨学金制度があること、また留学前からさまざまなサポートが得られることが最大の特徴です。 

  • (左)鈴木 繁幸 准教授

    グローバル教育センター副所長

    (右)岩川 直子 教諭

    中高国際・IB支援部部長

    グローバル教育センターから世界へ
    中高大連携がより加速していきます。

    [グローバル教育センター]
    2019年4月に設立。海外派遣プログラムを実施したり、留学に関する相談に応じています。さまざまな英語学習プログラムを提供しています。