年末が近づき、受験生の皆様、ご家族も少し緊張感が高まっていることと存じます。その緊張感で、学びつつ、健やかに、冬休みを過ごしていただきたいと思います。
本校は、2学期修学旅行(9月沖縄・3泊4日)、イングリッシュキャンプ(2年生のみ2泊3日)、そして学園の行事でもある緑苑祭を10月に終えて、充実した日々を経てまいりました。授業や日々の取り組みは、生徒の成長につながっています。
東京家政大学附属女子中学校高等学校も変革の時を迎えております。今年度高校で行ったターム留学やマッセイ大学での語学研修、中学では来年からとなるターム留学と語学研修、そして現在準備中の、日々の学びを具体的に進化させるべき高等学校カリキュラムの改編などがあげられます。
学校では学ぶことは日々の習いです。一つ一つきちんと自分の力となるよう学ぶことは、机の上に紙を一枚ずつ積み重ねるようなものです。ほんの一枚の紙にも重さと厚さがあります。重ねて365枚、何と重いことか! 一滴の水がやがては大河となるように、冬の寒い中の勉強は必ず皆さんの力になります。 この1年を実り多き年とするために、東京家政大学附属でともに学び、研鑽していきましょう。
この写真は、中学でのMYP学習の一部として学際的な学び(IDU)の実践での生徒作品です。元素記号を自分で選び、その性質を理解して立体で表現しました。
中学校長 賞雅 技子