1月13日、成人の日。華やかな着物が街を彩りました。あいにくの寒さと北風の中でしたが、満面の笑顔で写真撮影をする姿を見かけ、どこのどなたかも存じませんが、「おめでとう!」と声をかけたくなる思いで見つめていました。
日本は平和で安全な国です。いつまでもこのような笑顔にあふれる成人の日が続いていくようにと願わずにはいられません。そして、寒さや風雪をものともせず、若い皆さんがぐんぐんと力を伸ばし、新しい世界に進んでいってほしいと願っています。そのためには、多くの人と関わること、多くの意見に触れること、時には失敗することが大切です。
ところで、3連休中の1月12日、京都で行われた全国都道府県対抗女子駅伝では、地元京都府が優勝しました。常に鍛えてきた走りをベストコンディションで発揮し、都大路を駆け抜ける姿に、「寒いのに頑張るなぁ」と感心するばかりでした。
また、1月13日には大学ラグビーの選手権大会決勝が行われました。早稲田と帝京、どちらも譲らず、スクラムを押し、ボールに食らいつく姿が印象的でした。「どちらも優勝でいいのではないか」と思うほどの試合でしたが、勝者も敗者も分からないほど、両チームの選手が涙を流す姿は、まさに素晴らしい青春そのものでした。
連休中に見た若い皆さんの笑顔や涙。これからも、自分に挑戦しつつ、地球をステージに活躍してほしいと思います。妥協しない、躊躇しない挑戦を!
中学校長 賞雅 技子