校長メッセージ


中学校・高等学校統括責任者 兼 高等学校校長

大澤 力 学校教育学博士

東京家政大学 名誉教授/公益財団法人 幼少年教育研究所 理事長

「KASEI」から新しい「SEKAI」へ:2025

 本学は、明治14(1881)年に創立、令和6(2024)年に143年目を迎えます。建学の精神である【自主自律】、生活信条の【愛情・勤勉・聡明】を堅固な歴史と伝統に裏打ちされた女子教育の柱として、今日に至っております。私は、人間教育のさらなる充実と学力の増進により、全力で新たな時代の創造に挑戦し続ける生徒の育成を目指し、「KASEIから新しいSEKAIへ:2025」を表明いたします。
 中学では、これまでIB【MYP】候補校として培ってきたインターナショナル・スタンダードに基づく自律的学習者育成プログラムの展開や基礎学力の定着を行います。高校では、幅広い希望進路に対応するコース制【Super Advancedコース、CreativeLearningコース】を導入し、東京家政大学への推薦枠拡充とともに国公立・難関私大・海外大学への進学も実現します。
 中高6年間を通して、東京23区内で3番目となる広大で緑豊かな学園キャンパスおよび大学・大学院の恵まれた人材・知財・施設設備を活用した創造的探究教育や教科目の連携授業を展開します。また、海外語学研修・修学旅行・ターム留学など多彩な体験的海外教育展開や25歳の理想を描くキャリア教育【ヴァンサンカン・プラン】も実施します。
 「地に根を張り、天に翼を広げる」という言葉。この言葉には、自主自律の真価が分かり易く表されております。どうかお一人おひとりの生命を大切になさりつつ、その根源からの意思に従い、しっかりと大地に根を張り、天空に向かって大きく翼を広げ自己実現を目指してください。本学は、生徒お一人おひとりのため、力の限り応援致します。


東京家政大学附属女子中学校校長
賞雅 技子

Self-development 学びのチャンスは今!すべてはあなたのエネルギーに

中学の3年間は人生の基礎をつくる貴重な学びと、良き仲間を得て友情を育てる絶好の機会です。東京家政大学附属女子中学校で生活する中で、能力と個性を磨き、あなただけの夢を大きく育ててください。一日一日を大切に、新しい自分を目指し、自己開拓する日々となることを期待しています。

  • 〈主体的に学ぶ力〉
    授業での学習を軸に、わかるまで、できるまできちんと学ぶ態度を身につける
  • 〈考え、探究する力〉
    学習をもとに様々な事象について、多面的に考え、探究する粘り強さを身につける
  • 〈聴く力、発信する力〉
    多くの人の意見を聴き、語り合い、自分の考えを正しく発信する力を身につける

皆さんの成長には一瞬の停滞もありません。中高の6年間は長いようで短い。そして同時に、目を見張るような成長の時です。学びのチャンスは今!ここにあります。人生の基礎固めとして、教科・総合探究・部活動・委員会・学校行事など、あらゆる機会の中で自ら学び取ったものは全て、あなたのエネルギーになります。
 また、友情はあなた自身を育てる糧となります。友と楽しみや喜びを分かち合うこと、どう生きるのかを語り合うことも貴重な学びです。本校独自のキャリア学習「ヴァンサンカン・プラン」では、先生方と社会の変化を見極めながら、しっかりと“ 未来の自分” “Only Oneの夢”を描いていきましょう